クットロルフ

毎日暑い!早朝でも暑い朝が続いていましたが、今朝8/19(水)はとても涼しくボン君の散歩もたくさん歩けました(日中は猛暑です)。最近は名張川沿いから旧町の中をぐるぐると歩いています。おかげで登録文化財の家を発見したり、小学校の頃の友達の家を懐かしく思い出したり、仕事柄ですが、モールガラス窓がいっぱいの家や、昔ながらのお風呂屋さんの前で立ち止まったりしています。でもボンくんが虫や枯葉、ピヨンピヨン跳ねるカエルをおっかけたり、ほぼしくじるのでカエルサイズの小石を咥えたりなど拾い食いを楽しくやってくれるので、大変!!口から出す戦いとなるので、ボ〜ッと上を眺めてはいられません。ボン君を里親さんに出した後日、またゆっくりとブログで旧町をご紹介できればと思っております(^^)。

写真の変形ガラスものは、ずっと詳しくわからなかったものです。江戸後期のぎやまん瓢(ひさご)型ガラスとの説もありましたが、それには何か違和感があり納得していなかったのですが、イギリスの資料を見かけて、「Kuttrolf」「クットロルフ」と言われる形みたいです。それらの用途の多くはデェキャンタとして、瓶の中央が管状になっているため、一度にたくさんの液体が流れ出ないのが特徴で、ワインよりジンやリキュール系の強いお酒の瓶だったそうです。それらのサイズは高さ30㌢位ですが、お店のものは、高さ14.5㌢と小さいので、その昔の原型用途は香水をまいたりするのに使われ始めたとあるので、香水瓶として作られたものかも知れません(瓶の年代はあまり古くなく1950年頃)。こちらの商品はお問い合わせください。またのご来店も心よりお待ちしております。